避難情報の名称変更

2020年12月18日

 避難情報の名称は、命に関わるのでわかりやすいことが重要です。

 警戒レベルは、5段階に分けられています。

    レベル1から、数字が大きくなるほど警戒度が高まり、レベル5は最大級の警戒です。

 警戒レベル3の「避難準備・高齢者等避難開始」が「高齢者等避難」に名称変更される見通しです。

 これは高齢者に限らず、体の不自由な人や乳幼児も含まれます。

 病院や福祉施設、幼稚園、保育園では、警戒レベル3の情報が発表されたら避難行動開始です。

 その施設の場所が2階以上にいれば安全であれば垂直避難でもいいのですが、

 そうでなければ近くの安全な建物や避難所に水平避難しましょう。

 警戒レベル5の「災害発生情報」は「緊急安全確保」に変更され、

 警戒レベル4の「避難勧告」と「避難指示」は「避難指示」に一本化される予定です。

 警戒レベル4が発表されたら、全員避難行動開始です。

 これも水平避難するのか、垂直避難するのかは今いる場所の危険度によって判断です。

 「ここは大丈夫だろう」という思い込みは、逃げ遅れにつながります。

 ためらわずに避難することが重要です。