この盛り土は何?

2020年2月27日

春日部市を流れる”古利根川”=大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)の堤防の斜面には、直径が20センチほどの盛り土がいたるところにあります。これは「モグラ塚」とよばれ、モグラが地中に穴を掘った際に吐き出された土です。モグラは田んぼの畔道にも穴をあけ、田んぼの水漏れを起こすこともあります。となれば、モグラが堤防を”弱体化”させているのではないかと思い調べてみると、堤防の中にはモグラの他、アナグマ、キツネなどの小動物が巣穴を作っているという実態があります。堤防の管理をする方々は、このような小動物の巣穴等を調査して堤防を保全する活動を行っています。つまり、小動物が堤防に巣穴を作ることにより、堤防の強度が弱る場合があることを示しています。小動物には罪はありませんが、私たちにとっては去年の令和元年東日本台風のような大雨になると、最悪、堤防決壊などの被害を被るおそれがあります。ですから、私たちは堤防の安全神話を過信することなく、いざとなったら避難行動を移す必要性があります。