快晴日数日本一の埼玉県

2020年3月9日

埼玉県は快晴日数が全国の気象台や測候所の中では、もっと多いところです。理科年表によれば、日平均雲量1.5未満の日数=快晴日数(1981年から2010年までの30年間の平均値)は、埼玉県熊谷地方気象台では年間58.6日となっており、全国で最も多くなっています。その次が、宮崎の52.7日、静岡の52.4日となっています。これらの3つの県に共通しているのは、冬に快晴日数が多いという点です。これは、太平洋側特有の気候だからです。特に、埼玉県は関東平野の中央に位置し、西にある中部山岳や北にある越後山脈の影響で冬の季節風は山越えの空っ風になるため、空気は乾いて雲がほとんどできにくくなります。この写真は、先月に私の近所の公園で撮影しましたが、澄んだ青空の下で凧揚げをしている子どもたちが沢山いました。これが埼玉県の良さではないでしょうか。ところが、この快晴という統計が、次の平年値(1991年から2020年の30年間の平均値)から熊谷の地方気象台などではなくなります。去年から機械による自動観測をしているため、これまでは人の目で観測していた雲の量を観測しなくなっているためです。引き続き、東京や大阪など11の気象台では、人による目視観測が続けられるので、「快晴
」という言葉がかろうじて残ります。埼玉県のみなさん、来年以降、理科年表から統計がなくなっても「快晴日数は日本一多かった」ことを覚えておいてくださいね。3/9